2022年12月27~28日に開催されたICPC 2022 Asia Yokohama RegionalにチームTLE_WARLDで参加しました。 メンバーはWA_TLEさん・vwxyzさん・kotamanegi、コーチはBadlyluckyさんです。 最初に結果を書くと、ABDEFGの6完で8位でした。
前日
初日のリハーサルやチーム紹介が予想以上に早く終わり、食事予約などを早めの時間に変更するなどで大忙しでした。 18:30から梅蘭金閣で飲茶セットを食べ、20:00には解散・各自就寝という理想的なスケジュールで動くことができました。 bairan-tougen.jp
コンテスト当日
早く寝たのが功を奏したのか、寝坊はしませんでした。 寝坊に備えて、部屋の鍵が共有できるホテルを選んでいたのですが、共有鍵は使われることなく終わりました。本当に良かったです。
コンテスト直前期
6:30に起床し、7:30ごろから朝食をとりました。 朝食会場には競プロerらしき方々を時々お見受けしました。宣伝の成果ですね(?)
8:30ごろにホテル前で集合し、会場に向かいました。 名前が非常に似ている方とお話をしていたら、いつの間にか競プロerの列が後ろに出来上がっていてびっくりでした。
コンテスト中
コンテスト開始後すぐに、CLionの設定とA問題の確認をしました。 A問題は単純なスケジューリング問題だったので、すんなりとACできました。 実際にスケジュールを出力する必要があったので、ちょっとだけ面倒でした。
vwxyzさんにB問題を任せて、僕はしばらく他の問題を見ることにしました。 WA_TLEさんに問題概要を伝えながら取り組むべき問題を精査していました。
- C: 難しそう
- D: おそらく簡単枠、ただの実装
- E: WA_TLEさんが解けたと主張していたので見なかった
- F: 幾何、スルー
- G: 木の制約が気になるが、簡単枠に見えた
- H: 数学ゲー、スルー
- I: 組合せ論、ちょっと考えたけど難しい
- J: 幾何、スルー
- K: スケジューリング問題、頑張れば解けなくもない実装枠
Bが通ったあと、WA_TLEさんからG問題の解法を教えてもらったので実装しました。 実はこれは嘘解法で、いったんWA_TLEさんにE問題を実装してもらった後、vwxyzさんが正しい解法に書き換えて無事ACできました。
マシンが空いている時間帯を見計らって、D問題を実装しACしました。 最初のsourceパターンを回転する代わりに、目標のtargetパターンを90度回転すればsourceパターンの座標系を変形することなく実装できました。 工夫をすれば実装が簡単にできるという面白い問題でした。
その後は、F問題などとK問題を反復横跳びしていたらコンテストがいつの間にか終了していました。 K問題を通せていれば4位ということで、悲しみでいっぱいです。
コンテスト後
カツサンドやドーナツを食べながら、スポンサーセッションを見学しました。 LegalForce社がLegalOn Technologies社に社名変更していたり、いい生活社のロゴが変わっていたりと、3年前のICPC2019からの時の流れを感じて懐かしい気持ちになりました。
解説を聞いた後は、交流を楽しんでいました。 企業の方からICPC初参加の方まで、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃり大変楽しめました。
感想
久しぶりのICPCオンサイトということもあり、少し懐かしさを感じる場面が多かったです。 僕が3年前にオンサイトに初出場した後は、コロナ禍の影響でオンライン開催が続いていました。 今回こうしてオンサイトとして現地で集まれたのは運営とスポンサーの方のおかげだと思っています。 本当にありがとうございました。