kotamanegiの取り扱い説明書

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ICPC2023 国内予選 参加記

2023年7月8日に開催されたICPC2023 国内予選にチームkotamanegi_marunageで参加し、5完14位でした。 メンバーはvwxyzさん・kuhakuさん・kotamanegiで、コーチがolpheさんでした。

コンテスト前

僕は12時に会場入りして、会場設営などを少しお手伝いしていました。 そのあとはリハーサルやプリンタの出力確認、初動の計画をしていました。

コンテスト中

今年の初動は問題文を印刷してから、僕がA問題を早解きするという計画でした。 初動はうまく行き、0:03:32でA問題を通すことができました。 A問題を通した直後、B問題に目を通したところ簡単に実装できそうだったので実装し、少しバグを出しながらも0:22:39にB問題を通しました。

その後は、D問題を僕とvwxyzさんが、C問題をkuhakuさんが解くことになりました。 D問題は解が7以下であることに気が付き、計算量が怖かったもののとりあえず総当たりコードを書くことになりました。 C問題とD問題の双方ともにバグを出してPCを取り合いながらも実装を進め、0:53:06にC問題が、0:58:46にD問題が通り4完でそこそこ良い順位に収まりました。

E問題は時間計算量 O(n^2 log^2 n) 程度のセグ木を用いた解法が思いついたのでそれを実装しつつ、裏でvwxyzさんとkuhakuさんに簡単な解法を考えてもらうことにしました。 実装量が多くバグに手こずっていると、kuhakuさんが簡単な解法を思いついて実装を交代することになりました。 結局バグが取れずに両方ともペナを出し、少し書き直した僕の解法で2:25:28にE問題のACを取ることができました。 この時点で13位程度になり、安心して順位表を眺めていました。 G問題を考察していたんですが、最小費用流に帰着できそうだね、と言ってたらそのまま終了しました。

コンテスト後

阪大から3チーム予選(ほぼ)通過が出たということで、達成感でいっぱいになりました。 コンテスト後半の成績的に阪大から3チーム予選通過しそうだな、という直感こそありましたが、ボーダーをきちんと覚えておらず不安でした。 コンテスト終了直後に順位表のボーダーを再確認し、3チームの予選通過が確定したことを確認できました。

3チーム通過しましたが、僕のチームは結構反省点が多い結果に終わりました。 E問題までの実装スピードが遅かったため、上位の決め手になるFとG問題に時間を割くことが難しく辛い気持ちになっていました。 実装ゲーが出たときに貢献できるよう、アジア地区予選でも頑張ります。